風の時代を生きる

みなさま、ごきげんいかがでしょうか。

感染症の問題で、これまで出来ていたことができず不自由な思いをしたり、ひととのコミュニケーションのあり方が大きく変化したりと、暮らしがこれまでと大きく変わってしまいました。

経済的な変化があったり、その変化が家族関係に大きく影響したり、心配なこともたくさんあります。

 

西洋占星術の世界では、2020年12月21日の冬至を境に、約200年続いた地の時代から風の時代へと移行すると言われていて、世界が更新される200年に一度のお正月なのだそうです。

木星と土星が重なることをグレート・コンジャンクションと言い、約200年ごとにエレメントを変える。

エレメントとは、占星術で定義されているこの世を構成する元素のことで、「火、地、風、水」の4種類あり、これまでは「地」だったそう。

「地」の時代を象徴しているのは、物質的な豊かさ、生産性、安定。

きたる「風」の時代は、風が目に見えないように、情報や知識など形のないもの、伝達や教育などが重視され、人々は知ることを求めていくことになる。

「持つ」時代から「知る」時代に変化するのだそう。

消費者教育NPOを名乗る「お金の学校くまもと」の時代が、やってくると言えるのかもしれません。

 

感染症の問題は、NPO活動にも大きく影響を与えました。

まず、月に一度のスタッフ会議が滞っています。

また、講座・ワークショップの実施も控えています。

そのような中、発達障がい者支援センターみなわさんから、発達障がいの子どもの家族を対象とした講座の依頼がありました。

感染症の問題があるため、WEB講座にしたいというリクエストです。

お金の学校くまもとは、WEBを利用した教材を作ったことがありません。

ピンチはチャンス!やったことがないことにチャレンジする絶好の機会です。

「知る」時代に変化する今、ごきげんな仲間と一緒に、聴いて楽しい教材を作りたいと考えています。

※この講座に関しては、11、12頁のチラシをご覧ください。

 

変わったのは、コンサートも同じです。

会場にお客様を集めてということが難しくなりました。

アイドルグループ「嵐」は、2020年12月31日をもって、活動を休止しました。

その最後のライブが、大みそかに生配信されました。

つまり自宅でお酒を飲みながら生の嵐ライブを見れる!会員価格4800円なりを払い、配信が途切れないように無線LANから有線に変え、うちわとペンライトを手元に。

マイダーリン(大野智くん)は、最後まで泣きまませんでした。

そしてこう言いました。

「僕は明日から、自分のことを考えて自分の時間を大切にちょっと生きてみようと思っています。思ったことをやってみようと思っています。またいつかひとのためになれるように」。

 

やっぱ、マイダーリンは、かっちょええ!!!!!

 

2021年 1月 会報 第39号より