最近、自分にお金をかけることにハマってます。
とことん疲れてしまいそうだなという前に、美容の日を作っています。
ヘアサロンでカラーリングやらトリートメントやらヘッドマッサージやら「やってちょうだい」って感じでお姫さま気分を味わいます。
もうひとつが、ネイル。爪にお金をかけるなんて、なんともったいないことかと思っていました。
が、やってみると、いろんなひとから、「かわいいですね」とか、「すてきですね」とか、声をかけられて気分がよいのです。
また、深刻な相談を受けているときにでも、ご相談者が爪のデザインに注目し、そこから対話が進んだりすることも。
ネイリストさんは、「肥後象眼の伝承者になりたい」なんて言うとても素敵な女性で、彼女の技術と感性に惚れ込んでいます。
で、今回はこれ。「『お正月』というテーマでワンポイントデザインいれて」とリクエストしたら、こんな素敵なネイルになりました。
このデザイン、蒔絵みたいだなあと何度も見ていたら、蒔絵のものがほしくなり、年末にネットオークションで蒔絵の重箱を競り落としました。
香川県のアンティークショップが出品してました。
重箱5500円、送料1500円。
12月28日の夜に競り落とし、30日の夜にとどきました。
おかげで、おせちは見栄え良くできました(五段はとても無理なので2段でしたが)。
この重箱の決め手は、文様。
鶴とか松竹梅はよく見るのですが、これは珍しいなあと。
重箱の蓋の裏には、着物や帯で見る宝尽くし文様の中の隠れ笠と宝袋と鍵。
箱の側面は、糸巻(苧環)。
苧環文様には、ひととひとを結ぶという意味があるらしく、それぞれの文様に意味があるのでそれを調べるのも、いと楽し、であります。
それにしても糸巻文様とは、なんとまあお金の学校くまもとらしい文様なのかと。
様々な人や関係機関を結ぶネットワーク事業、今年もバンバン積極的に取り組んでいきたいところです。
あとは、金庫に鍵をつけなきゃならないほど儲かるとよいのですが…
お金の学校くまもとのマークは、「金」という字を校章に見立てたものですが、もう一つは帆を張った帆船。
ひとの船出を応援するという意味があります。
今年も初心を忘れることなく、「でけたしこ」を重ねていきたい所存です。