このひと、このひとこと ー私的ことばコレクションー

私は、気に入った言葉やセリフをメモすることが大好きです。

本や雑誌、テレビドラマetc.

「これはっ!」と感じると、とりあえずメモをします(テレビドラマは、基本的に録画をしてみるタイプなので、再生時に字幕を出してメモをします)。

たとえば、「あなたは、自分が言っていることは正しいんだから、人は協力してくれるだろうとか、協力すべきだっていう、希望的観測で動いているだけじゃない。そんな甘い考えで、人が説得できると思う?協力は、期待するものではなく、要求するものではなく、うまく引き出すものよ」。(NHK「純と愛」2012年11月28日放送)

これは、ホテルに勤める新人社員(主人公)が、自分で考えたイベントの企画に対し上司や他部署にOKをもらうべく奮闘する中で、クールビューティーな先輩が発したセリフです。

まるで自分に言われているようで・・・あ~んど、大人なひとことに、あこがれます。

 

以下、マイコレクションの一部を紹介いたします。

●「全てに白黒つけてどうなる。何だかよくわからないけど、みんな納得できているなら、それが一番じゃないか」(フジテレビ「よろず占い処陰陽屋へようこそ」2013年10月8日放送)

これは、困りごとの相談を受けた陰陽師(関ジャニ∞の錦戸くん)が、問題の原因を全て「たたり」のせいにして処理したことに対して、大家の孫娘(生真面目な中学教師)から、「それって、根本的な解決になってないよね」と突っ込まれたときに放ったセリフ。白黒つけることが問題の解決に役立つわけじゃないってところが、勉強になります。

 

●「落語とは業の肯定である」(立川談志 談)

業、つまり、意味もわからず衝撃的に行動してしまうこと。「落語には、いろんな小悪党やちょっとした悪事悪行が出てくる。これを賞賛するわけではないが否定もしない。人間というのはこういうことをやってしまう、それも含めて人間であり、それを描写するのが落語であると言っている。」と、ネット上で解説してありました。相談業務に携わっていると、小悪党や悪事悪行も出てきます。もちろん大悪党は見過ごすわけにはいきませんが、「にんげんだもの」(by相田みつを)と思わないとやってけないと思う場面も多々。「相談業務とは業の肯定である」であります。

 

●「working of dwarf  to protect the forest  plowing a field and take a nap」(小人の仕事、森を守ること、畑を耕すこと、そして、昼寝をすること)

これは、文具屋さんで見つけたトラベルステッカー(トランクに貼るシール)に書いてありました。仕事の基本だなあと思う次第です。

 

●「母ちゃん 父ちゃんと結婚してくれてありがとう!産んでくれてありがとう!」(大野智「Myojo」2010年11月号)

アイドル雑誌にこんなコメントを発するアイドルって・・・

 

なんにも言う事ありません。今年も全力で応援します!!!!!

2014年 1月 会報 第27号より