うさぎ年に思う

謹んで新年のお喜びを申し上げます。

 

みなさま、新しい年をいかがお過ごしでしょうか。

旧年中は、当NPOの活動をご支援いただきありがとうございました。

本年も、「できることを(自分たちが)できるだけ、精一杯」=「でけたしこ」で、取り組んでいく所存でございます。

 

さて、今年は卯年(うさぎ年)です。

ちなみにわたくし「年女」でございます。

「干支(えと)」とは、正確には「十干(じっかん)」と「十二支(じゅうにし)」の組み合わせであり、十干十二支を組み合わせた60を周期とします。

60周期目がご存じ還暦です。2011年の場合、十干は「辛(かのと)」、十二支はご存知の「卯」、干支は「辛卯(かのとう・しんぼう)」です。

「辛」の字は新(あたらしい)で、草木が枯れて新たな世代が生まれようとする状態を表しており、「卯」の字は「茂る」意味で、草木が地面をおおう状態を表しているそうです。

お金の学校くまもとも、活動の中でこれまでたくさんの出会いがあり、行政・司法・福祉・教育etc.と、少しずつ少しずつネットワークができてきました。

今年はさらにネットワークが広がり、草木が地面をおおうごとく支援の輪がつながるようにと願います。

また、今年のキーワードは、『動かなきゃ始まらない』。

願うばかりではなく、これまで以上に動くことが大事のようです。

 

振り返れば、昨年は、奈良県、滋賀県、神奈川県、佐賀県、長崎県などなど、お金の学校くまもととして他県におじゃまさせていただくことができました。

これもずっと以前に仲間と一緒に蒔いていた種が、少しずつ芽を出していった結果なんだなあと感慨深いものがあります。

また、つくづくひととのご縁の賜物だと感謝する次第です。

 

早稲田大学の斎藤投手は、「斎藤は何かもってると言われますが、今日それが何かわかりました。それは仲間です」という名言を残しました。

私は、「何かもってる」と言われたことはありませんが、「何かもってますか」と、だれかに聞かれたら「それは仲間です」と答えることができます。

 

ひととのご縁や仲間に感謝し、この一年をうさぎ年らしく活動していければと思います。

みなさま、本年も、ご指導・ご支援の程よろしくお願いいたします。

2011年 1月 会報 第19号より